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魚心あれば猫心 ~uo gokoro areba neko gokoro~

 日本の猫はお魚大好き。
 Japanese Cat loves fresh fish.
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フランソワ・クリュゼ(アレックス)、マリ=ジョゼ・クローズ(マルゴ)、アンドレ・デュソリエ(ジャック/マルゴの父)、クリスティン・スコット・トーマス(エレーヌ/アレックスの友人)、フランソワ・ベルレアン(エリック/警視)、ナタリー・バイ(エリザベス/弁護士)、ジャン・ロシュフォール(ジルベール・ヌヴィル/児童財団総裁)、マリナ・ハンズ(アンヌ/アレックスの姉)、ジル・ルルーシュ(ブリュノ/血友病の子を持つチンピラ)、フローレンス・トマシン(シャルロット・ベルトー/マルゴの親友カメラマン)
監督:ギョーム・カネ
製作総指揮:リュック・ベッソン 、ピエランジュ・ル・ポギャム
原作:ハーラン・コーベン
脚本:ギョーム・カネ 、フィリップ・ルフェーヴル
2006年製作 ミステリーサスペンス フランス

お気に入り度 :3/6
お勧め出来る度:4/6

オフィシャルHP
Yahoo!映画


ちょっと長めで、情緒的雰囲気のあるフランス映画。
題名からして微妙なサスペンスかなと見始めるが、最初のうちはヒューマンドラマの雰囲気。
しかし、夜中に池?湖?でそんなことしててどうよ?と思うと事件に巻き込まれる。
全体的にはよく出来ていると思うが、翻訳のせいなのか会話に三人称での表現が多いこともあって、相関関係が非常に分かりにくい。
まず冒頭で、マルゴが「姉」というが、姉って誰の姉よ?マルゴの姉か?アレックスとマルゴの姉が夫婦でマルゴと浮気してんの?とか思ってしまう。
クリスティンスコットトーマスも、フローレンストマシンも友達っぽいけど、どういう関係か最後までよく分からない。クリスティンスコットトーマスはマルゴの姉アンヌのレズビアンの恋人らしいがwikipediaでみてはじめて分かったし納得がいった。
最初の家の外でのパーティ?でもう少し説明すればいいのに・・・・そういえばそこで抱いてた赤ちゃんは誰でどこ行った?
始まって30分くらい、アレックスがマルゴの命日にマルゴの両親の家へたずねて行ったところで、およその登場人物がそろった感があるので、犯人は今まで出てきた誰かだな?と思う。で、アレックスが犯人というプロットはこの流れだと結構斜め上なので、そうだとすると今後の展開が楽しみだが雰囲気からしてないだろう、すると、もう犯人はマルゴの父親ジャックしかいない。ただ、動機がまったく分からない。
そうこうするうちに、アレックスはどんどん泥沼に・・・しかし、何で逃げちゃうかな・・・
結局、ある意味犯人はジャックだったけどもっと話は入り組んでいたわけね。
アレックスがメールの“M+A///////////////////”のスラッシュの数を数えていた演技があったけど、そのスラッシュにもちゃんと意味があったり、ネットカフェで執拗に気にする犬も重要だったり結構よく出来ている。8年前の犬は黒かった気がしたけど同じ犬だよね。
よく出来てるだけに、相関関係が分かりにくく所々話しに入り込めなかったのが残念。

原作はアメリカ人作家の小説。
2007年第32回セザール賞(フランス版アカデミー賞)9部門ノミネートの監督賞、主演男優賞、作曲賞、編集賞受賞らしい。
なにげに、製作総指揮にリュックベッソン

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