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魚心あれば猫心 ~uo gokoro areba neko gokoro~

 日本の猫はお魚大好き。
 Japanese Cat loves fresh fish.
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トーマス・ホーン(オスカー・シェル)、トム・ハンクス(トーマス・シェル)、サンドラ・ブロック(リンダ・シェル)、マックス・フォン・シドー(賃借人)、ゾー・コードウェル(オスカーの祖母)、ヴァイオラ・デイヴィス(アビー・ブラック)、ジェフリー・ライト(ウィリアム・ブラック)、ジョン・グッドマン(スタン)
監督:スティーヴン・ダルドリー
製作総指揮:セリア・コスタス 、マーク・ロイバル 、ノラ・スキナー
原作:ジョナサン・サフラン・フォア
音楽:アレクサンドル・デプラ
脚本:エリック・ロス
2011年製作 ドラマ アメリカ

お気に入り度 :4/6
お勧め出来る度:3/6

オフィシャルHP
Yahoo!映画


こちらは、Trailerの段階から911がらみと明かされてるもの。
CMをバンバンやっていたのと、変わった題名でそのことを覚えていた。
邦題だけこのタイトルならすごいセンスだな、と思っていたが、直訳なのね・・・
【フェノミナン】みたいに、いつのことかを秒単位の経過時間で答える演出とかはちょっと過剰だが、アスペルガーを疑われるほど繊細で内向的な少年役トーマスホーンがよかった。画面に出ずっぱりなので映画の印象もほとんど彼しだいなわけだけど。
タンバリンはやめなさいよ、と思いながらもアレがうまいこと効いていたね。最後セントラルパーク(?)に行くときは持っていかないのが一歩乗り越えたことを象徴してるのだろうか。
言葉をなくしたおじいちゃんが向かいのアパートメントに住むおばあちゃんから間借してるというのも、面白い設定。母親役のサンドラブロックとはまったく接点がなさそうなのも少年の性格に影響を与えてるのだろうか。
マックスフォンシドーのおじいちゃん役はよかったですね。彼がいなかったら2時間超は無理だったろうしグダグダになってたと思う。その間サンドラブロックが空気過ぎるのがどうかと思うけど、まぁ、そういうことなら仕方ないか・・・母親が先回りしてたってのはちょっと出来すぎな気がしなくもないけど。
正直もっと回想シーンが多くて、亡くなった後もトムハンクスが頻繁に画面に出てくるのかと思ってたけど、そうでもないのがちょっと新しい気がした。
亡くなった者が美化されて、残ったもの(母親)につらく当たってしまうのはよく分かる。出来れば、父親の生前もっと母親とも仲良くて、事件の後、母親に反目していくプロットがあったらよかったと思う。
結局、泣けはしなかった。表現したかったのが似た体験をしたnyの他の人たちとの心の交流だったのか、母親、父親との愛情の絆だったのか、一人の少年の心の傷を癒すロードムービーだったのか、どうもそれらの要素が盛り込まれていて気持ちがどれかにフォーカスしなかったからかな。
なぜこのタイトルを少年が日記帳(探索ノート?)につけたのかがよく分からない。

母親役は、横顔ばかりでずっとサンドラブロックに似てるなーと思っていた。いつから母親役が板につくようになったんだろう・・・

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