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魚心あれば猫心 ~uo gokoro areba neko gokoro~

 日本の猫はお魚大好き。
 Japanese Cat loves fresh fish.
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ジム・キャリー、ケイト・ウィンスレット、キルステン・ダンスト、マーク・ラファロ、イライジャ・ウッド、トム・ウィルキンソン
2004年製作 SFラブストーリー アメリカ

お気に入り度 :5/6
お勧め出来る度:4/6

オフィシャルHP
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こういったSFチックな着想は結構好みです。
【ガタカ】【バタフライエフェクト】【ジャケット】【CODE46】etc...
異様に長いアバンタイトルだが本編と時間軸が前後する、映画の演出としては常套手段のそれが明らかになるのがある程度後半に入ってからなので、それまでは話の矛盾に混乱しつつ、その事を考えていて感情移入できずにいた。
まぁ、最終的にもあまり感情移入はできなかったが・・・
ネタバレ
過去には、きっかけが有ってカップルになったジムキャリーとケイトウィンスレットは、ジムがカローラのへこみを見て、消去する事に抵抗し押し込めた過去の記憶から衝動的に、方やケイトはイライジャウッドのあほな行為によって忘却の彼方へと消された記憶を辿り、お互い同時にモントーク(最初に出会った場所)へと行き、偶然出会い再び初対面として恋に落ちる。
果たして、ジムとケイトはお互い消された記憶に導かれ出会ったからやはり再び恋に落ちたのだろうか?
それとも、この二人は何かのきっかけで出会えば、消された記憶に導かれなくても再び恋に落ちたのだろうか?
ジムとケイトとは対照的に、キルスティンダストはトムウィルキンソン(博士)に恋をする。
しかも過去の恋を一度消去している。そのエピソードは伏線ゼロなので博士の奥さん(ディードルオコンネル)の言葉を聴いてはじめてはっとする。
キルスティンはきっかけがなくても再びトムに恋をする。
この対比がなんとなく面白かった。
要するに、本当にソウルメイトなの?それともやはりタイミングなの?という考え。

二度見てみると細かいところまで良くできてる。
映像も好みの雰囲気、音楽も特に残るものではないがBGMとしては映画に合っていてなかなか良かった。

ジムキャリーの非コメディを見たのは【マジェスティック】以来か?
なかなか嵌まってました。子供役の所はいつものコメディ乗りも有って面白い。うまいですな。あまり好きではないんだけどね・・・
ぶっ飛びねーちゃん役のケイトウィンスレットが健闘していたが、個人的な好み(なぜか【タイタニック】で拒絶反応が脳にインプットされた)と、やはりケイトウィンスレットだなぁ(?)という事から、【ジャケット】のぶっ飛び役で誰だかわからなかったキーラナイトレイがやたら良かったので、キーラナイトレイよかったなぁ・・・と少し思いながら見てしまった。
ラリってるキルスティンダストはなかなかかわいい。

題名の「Eternal Sunshine Of The Spotless Mind」はアレキサンダー・ポープの詩の一部から取っていてその前後も含め劇中でキルスティンダストにしゃべらせている。
「幸せは汚れなき心に宿る 俗世を忘れ去ること 純白な心の永遠の輝き 無垢な祈りは聞き届けられる」字幕by伊原奈津子
文学にはまったく疎いので、台詞の中で引用であることが明かされなければ何のことだか分からなかったが、主役の二人と「純白な心の永遠の輝き」が余りマッチする気がしない・・・心すさんでますかね・・・?

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