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魚心あれば猫心 ~uo gokoro areba neko gokoro~

 日本の猫はお魚大好き。
 Japanese Cat loves fresh fish.
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ヒラリー・スワンク(ベティ・アン・ウォーターズ)、サム・ロックウェル(ケニー・ウォーターズ)、ミニー・ドライヴァー(エイブラ・ライス)メリッサ・レオ(ナンシー・テイラー)ピーター・ギャラガー(バリー・シェック)ジュリエット・ルイス(ロザンナ・ペリー)
監督:トニー・ゴールドウィン
製作総指揮:ヒラリー・スワンク 、マーカス・バーメットラー
音楽:ポール・カンテロン
脚本:パメラ・グレイ
2010年製作 リガール・ヒューマンドラマ・史実 アメリカ
お気に入り度 :4/6
お勧め出来る度:4/6

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普通にバランス良く、いい映画。
予備知識なしで見たわけだけど、リーガルものというよりやはり、ドラマというか兄弟愛の物語でしょうか。
最後サムロックウェルが法廷から出るときも、結構あっさりしていてわざとらしい映画的な泣き所が無いのも逆によかったですかね。
筋は最初から見えてるので、いつ落とし穴が待ってるのかビクビクしながら見てるけど、意外となくて、後半DNAだけでは駄目だったというあまりにも想定内の状態で、まぁそんなもんかなと。
時代が時代なんでしょうけど、弁護士目指しててDNA鑑定にいまさら気づくとか、結構お茶目なんですけど・・・まぁ、事実に基づいてなんで、ほんとにそうだったのかもしれないですけど。
警察に賠償させるってのもアメリカらしいですね。日本じゃまず無理でしょうね。
ヒラリースワンク(ベティ・アン・ウォーターズ)の離婚あたりをあまり見せなかったのは本人への配慮ですかね。

ミニードライバーってたまに脇で見るけどいいよね~~。
て、言うかこれ日本でビデオスルーなの??まぢかよ。

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ヒアム・アッバス(ヒンドゥ・フセイニ)、フリーダ・ピント(ミラル)、アレクサンダー・シディグ(ジャマール)、オマー・メトワリー(ハーニ)、ヤスミン・アル・マスリー(ナディア)、ルバ・ブラル(ファーティマ)、ウィレム・デフォー(エディ)、ヴァネッサ・レッドグレーヴ(ベルタ)
監督:ジュリアン・シュナーベル
製作総指揮:フランソワ=ザヴィエ・デクレーヌ
原作:ルーラ・ジブリール
脚本:ルーラ・ジブリール
2010年製作 ドラマ・伝記 フランス/イスラエル/イタリア/インド
お気に入り度 :4/6
お勧め出来る度:4/6

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とてもとても厄介なパレスチナ・イスラエル問題の映画。
パレスチナ問題の政治的な側面ではなく、そこに生きた、孤児たちの保護、教育に生涯をかけたヒンドゥ・フセイニを、その教え子ミラルの視点から描く伝記。
前半は、ミラルの生い立ちを描くためミラルの母やそこからヒンドゥフセイニにつながる数人のエピソードをオムニバスのように描くので、多少話が厄介で間延びしたように感じる。
後半は登場人物が絞られるのでわかりやすい。
総じていまひとつ足りない思いでいたが、最後の締め方がよくて、ああなんかいい映画だなという気分になった。
日本人にとってパレスチナ問題を理解するのはかなり難しい。

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ジェシー・アイゼンバーグ(マーク・ザッカーバーグ)、アンドリュー・ガーフィールド(エドゥアルド・サベリン)、ジャスティン・ティンバーレイク(ショーン・パーカー)、アーミー・ハマー(キェメロン&タイラー・ウィンクルボス)、マックス・ミンゲラ(ディビヤ・ナレンドラ)、ブレンダ・ソング(クリスティ・リン)、ルーニー・マーラ(エリカ)、ジョセフ・マッゼロ(ダスティン・モスコヴィッツ)、ジョン・ゲッツ(サイ)、ラシダ・ジョーンズ(マリリン・デルピー)
監督:デヴィッド・フィンチャー
製作総指揮:ケヴィン・スペイシー
原作:ベン・メズリック
音楽:トレント・レズナー 、アッティカス・ロス
脚本:アーロン・ソーキン
2010年製作 史実・ドラマ アメリカ

お気に入り度 :4/6
お勧め出来る度:4/6

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単に話題に乗っかっただけの、公開当事に見ないと陳腐な映画に思えるような映画かと思っていたけど、意外とそんなこともなく個人的にはかなり面白かった。
レビューを見ると結構分かりづらいと言うのが目に付くけど、自分にとってはすごく分かりやすくて、脚本がかなり練られてるなぁ~と見ていてつくづく感じた。
実話ものなのでどこまでどうかは分からないが、マークのキャラ付けがほんとにプログラマーやクリエーターにいるタイプの感じで、その演出はすごいなと思った。ああいうタイプって、お金と言うよりもやりたいことだったり何かに没頭しちゃって、お金のことを気にしない(お金に苦労してなければいいし、あまり頓着しない)で自分の理想や思いついたことを追い求めるほうが優先するような人間像で、それがよく表現されていた気がする。実際にそういう人間が成功するのはごくごくまれだし、マークザッカーバーグがそういう人間かどうかも知らないけど、映画で映し出される彼は、自分にはそう写った。
映画の最初のほうでもマークが言っていたが、たしかにFacebook自体何も新しくないし、日本に入ってきて騒がれ始めたときもすでに他のサービスもあったし、なぜFacebookがこれほどまでに成れたのかはいまだに知らない。
たしかに、2003年は日本でもADSLが爆発的に普及し5割を超えるあたりで、始めるには遅いと言えるけどそれでも時期にも恵まれたんだろう。dogyearと言っても、早すぎると失敗する。
まぁ、結局これはbased on real storyなフィクションでいかに成功したかを見せているようでいて、実際はもっと違う力が働いていて、こうも旨くは(?)いってないだろうと思う。分からないけど。

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ショーン・ペン(ジミー・マーカム)、ローラ・リニー(アナベス・マーカム)、エミー・ロッサム(ケイティ・マーカム)、
ティム・ロビンス(デイブ・ボイル)、マーシャ・ゲイ・ハーデン(セレステ・ボイル)、
ケヴィン・ベーコン(ショーン・ディバイン)、トーリ・デイビス(ローレン・ディバイン)、
ローレンス・フィッシュバーン(ホワイティ・パワーズ)、
ケヴィン・チャップマン、(バル・サベッジ)、トム・グイリー(ブレンダン・ハリス)、スペンサー・トリート・クラーク(レイ・ハリス)、アダム・ネルソン(ニック・サベッジ)、
キャメロン・ボーウェン(少年時代のデイブ)、ジェイソン・ケリー(少年時代のジミー)、コナー・パオロ(少年時代のショーン)、ケイデン・ボイド(マイケル・ボイル)、イーライ・ウォラック(酒屋の店主)
監督:クリント・イーストウッド
製作総指揮:ブルース・バーマン
原作:デニス・ルヘイン
音楽:クリント・イーストウッド
脚本:ブライアン・ヘルゲランド
2003年製作 クリミナル・サスペンス・ミステリー アメリカ

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結構長い。けどよくできてる。
個人的にケヴィンベーコンはあまり好きじゃないのだけれど、いつもの不敵な笑みを浮かべる悪役と違ってこっちのほうはよかった。鼻につかないからだろうか。
ショーンペンはどうしても、爆発しそうな感情を抑えながらも吐露するようなシーンがないといけないんだろうか・・・まぁ、いいけどね。
ストーリーとしては、犯人が誰かということが一番のメインではない作りというのが、よくできてるなーと思った。1時間たっても犯人が分からなかった。確かに冒頭の通報電話のシーンで、彼女の名前?というのはかなり引っかかったが、その後の展開で残虐な殺し方をしているので、そこまでして本人が通報する訳ないと思うし、それ以上に最初の連れ去りシーンのわざとらしく見せる指輪のマークが気になって、軽くスルーしてた。それでも、ほとんど登場しない人物が真犯人と言われても、反則技とは思わせない=ストーリーの筋なのに主題ではない、というのがクレバーなストーリーテリングだなと。
ただ、不条理を表現するにしても、最後のパレードは蛇足だし、特にケヴィンベーコンとショーンペンのやり取りは安っぽくなるからそれだけはやめてくれと祈ってた。
ショーンペンの後姿にエンドロールをかぶせてフェードアウトでいいのになぁ。最後のローラリニーがショーンペンに言う「Your daddy is king」が一番怖かった。これ絶対いらない・・・逆にこれが世界に対するアメリカ支配への皮肉なら相当すごいな;;まぁ、だとしてもいらないよな・・・
それよりは、ケヴィンベーコンとトーリデイヴィスの絡みも削って、その分でティムロビンスの描写を増やしてほしかった。

基本的にはよくできたエンターテイメントだと思う。

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ジョーン・アレン(レイン・ハンソン/上院議員)、ゲイリー・オールドマン(シェリー・ラニヨン/下院議員)、ジェフ・ブリッジス(ジャクソン・エヴァンス/アメリカ大統領)、クリスチャン・スレイター(レジナルド・ウェブスター/下院議員)、サム・エリオット(カーミット・ニューマン)、ウィリアム・ピーターセン(ジャック・ハサウェイ/知事)、ソウル・ルビネック(ジェリー・トリヴァー)、フィリップ・ベイカー・ホール(オスカー・ビリングス/レインの父)、マイク・バインダー(ルイス・ホリス/レインの秘書)、マリエル・ヘミングウェイ(シンシア・チャールトン・リー)、キャスリン・モリス(ペイジ・ウィルミナ/FBI捜査官)、クリステン・ショウ(フィオナ・ハサウェイ)
監督:ロッド・ルーリー
製作総指揮:ゲイリー・オールドマン
音楽:ラリー・グループ
脚本:ロッド・ルーリー
2000年製作 ポリティカル・ドラマ アメリカ

お気に入り度 :4/6
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結構よくできてる。エンターテイメントとしても、ドラマとしても。
ただ、尺のせいか演出のせいか、絵(ショット)だけで語るような部分はほとんどなく、台詞がやたら多いのが少し気になった。
それと、最後のジェフブリッジスの演説だけは、ここまでせっかくいい流れできてたのに、なんだか急に安っぽくなったようでもったいない感じがした。
ジョーンアレンは見たことあるな~と思ってたらボーンシリーズで出てくる人。
キャスリンモリスも若いメグライアンみたいで誰だっけ?と思ったら、ドラマのコールドケースの人だった。完璧忘れてた。てか、えらい若く見える。印象より早口だし。
キャスティングでは、ジェフブリッジスがハマってるっちゃハマってるが、なんか微妙。クリスチャンスレーターがもっと微妙。レッドウェブスターがレッドロブスターに見えて(聞こえて)しょうがなかった。
それ以外のよく見る大物の脇役はとてもよかった。そして、最後のエンドロールを見るまで、ゲイリーオールドマンとは気づかなかった。なんかウディアレンみたいな人だな~と思ってた。何だあの髪型!
【スーパー・チューズデー ~正義を売った日~】も面白かったけど、こっちはほとんどサスペンスに振らず、全面、政治政治のドラマでそれはそれで面白かった。

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マリオン・コティヤール(ドクター・レオノーラ・オランテス)、 ローレンス・フィッシュバーン(エリス・チーヴァー博士)、ケイト・ウィンスレット(ドクター・エリン・ミアーズ)、ジェニファー・イーリー(ドクター・アリー・ヘクストール)、マット・デイモン(ミッチ・エムホフ)、グウィネス・パルトロー(ベス・エムホフ)、ジュード・ロウ(アラン・クラムウィディ)、ブライアン・クランストン(ライル・ハガティ海軍少将)、サナ・レイサン(オーブリー・チーヴァー)、エリオット・グールド(ドクター・イアン・サスマン)
監督:スティーヴン・ソダーバーグ
製作総指揮:ジェフ・スコール 、マイケル・ポレール 、ジョナサン・キング
音楽:クリフ・マルティネス
脚本:スコット・Z・バーンズ
2011年製作 サスペンス・ドラマ アメリカ/アラブ首長国連邦

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Contagionてなんだろう、コンタクト?と関係あるかな?とおもったら、接触感染のことらしい。知らない単語でした。
ちなみに、空気感染はinfection

個人的に好きなリアル系のドラマ。見えない世界のリアル、知らない世界のリアル を見せてくれる、そういったタグイの映画は個人的に好き。
始まってすぐカナダのテレビドラマのリジェネシスを思い出した。あれも結構好き。
先日見たトラフィックと似たようないくつかのストーリーがパラレルに進行するつくりだが、あちらほどパラレル感を強調してない。
色々なエピソードも割りとよくあるストーリーの寄せ集めのようだけど、無理に誇張せず淡々と描いているので、そんなことあるのかな~と思いつつも、結構リアリティを感じることが出来る。
群像劇でもあるので、それなりに登場人物も多いが最初の発症者であっさり死んでしまう役にもヴィネスパルトロウだったり、結構豪華なので混乱することもなく見れた。
しかし、ヴィネスパルトロウとマットデイモンが夫婦ってなんか似合わないな・・・
出だしはどうなるのかワクワク感で見始めたが、意外と普通というか、この手の映画では大概そうだけど、すぐに基本的な舞台がアメリカ本土のみになってしまって、その他の国の状況が全く見えてこないので、世界的なパンデミックの恐怖を感じることが出来ない。
まぁ、アメリカの映画ですからしかたないですけど。大統領とか出てこなかったのはよかったですね。近いものはありましたけど。
暴動とかもどうなんでしょうね、日本だとちょっと考えにくいかな。
通りがビニール袋のごみの山なのに、カラスもいないし、暴動が起きて警察も来ないような状況なのにライフラインは生きてるし、まぁ、本当に起きたら意外とそんなもんかな。
最後のブルドーザーのシーンで何かを期待させますが、下手などんでん返しとかやらずに安易なエンターテイメントに振らなかったのは、個人的にはよかったです。
ドクターたちが危険性を把握しながらも感染していく中で、結局一番冷静で、事態の成り行きを把握していたのがいんちきジャーナリスト役のジュードローというのは、ちょっと面白い。
しかし、どこで感染経路が接触感染て特定したんですかね・・・見落としたかな?

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ライアン・ゴズリング(スティーヴン・マイヤーズ)、フィリップ・シーモア・ホフマン(ポール・ザラ)、ポール・ジアマッティ(トム・ダフィー)、ジョージ・クルーニー (マイク・モリス知事)、ジェニファー・イーリー(シンディ・モリス)、マリサ・トメイ(アイダ・ホロウィッチ)、ジェフリー・ライト(トンプソン上院議員)、エヴァン・レイチェル・ウッド(モリー・スターンズ)
監督:ジョージ・クルーニー
製作総指揮: レオナルド・ディカプリオ 、スティーヴン・ペヴナー 、ナイジェル・シンクレア 、ガイ・イースト 、トッド・トンプソン 、ニーナ・ウォラースキー 、ジェニファー・キローラン 、バーバラ・A・ホール
原作:ボー・ウィリモン
音楽:アレクサンドル・デスプラ
脚本:ジョージ・クルーニー 、グラント・ヘスロヴ 、ボー・ウィリモン
2011年製作 ドラマ アメリカ

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ジョージクルーニーが主役じゃないジョージクルーニーの映画。
個人的に何故かジョージクルーニー主役の映画はメジャーなにおいがするだけのつまらない映画に感じるのだけれど、ジョージクルーニーが関わった主役じゃない映画はそこそこ面白い。
この映画もまあまあ楽しめた。
ただ、大統領選挙というものを知らないせいなのか、ライアンゴズリングが同じ民主党の対立候補の選挙参謀ポールジアマッティにバーであっただけでスキャンダルになるというのがちょっと理解できなくて、何か見落としたか行間に意味があるのかと思って、途中から若干斜めに見はじめた。
そして、エヴァンレイチェルウッド(モリー)が死んだところで、おおっとこれはライアンゴズリングを陥れて社会的に抹殺するすごい汚い仕事を誰かが裏でやるっていうチョイ無理サスペンス展開かーとか思って、勝手にテンションが上がったのでその後の意外と普通な展開に、何だ常識的にきたか。という感じだった。
しかし、逆にクルーニー、ゴズリング、ジアマッティの腹の探りあいや相手をやり込める駆け引きなんかは面白かったし、シーモアホフマンをやめさせるシーンの前後からの流れも含めた見せ方なんかもうまいなーと思った。
新聞記者役のマリサトメイがそれほどストーリーに絡んでこなかったのは残念。まぁ、全体から見たら妥当な線か・・・・

ジョージクルーニーがたまにローワンアトキンソン(Mr.ビーン)にみえる;;;

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トーマス・ホーン(オスカー・シェル)、トム・ハンクス(トーマス・シェル)、サンドラ・ブロック(リンダ・シェル)、マックス・フォン・シドー(賃借人)、ゾー・コードウェル(オスカーの祖母)、ヴァイオラ・デイヴィス(アビー・ブラック)、ジェフリー・ライト(ウィリアム・ブラック)、ジョン・グッドマン(スタン)
監督:スティーヴン・ダルドリー
製作総指揮:セリア・コスタス 、マーク・ロイバル 、ノラ・スキナー
原作:ジョナサン・サフラン・フォア
音楽:アレクサンドル・デプラ
脚本:エリック・ロス
2011年製作 ドラマ アメリカ

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こちらは、Trailerの段階から911がらみと明かされてるもの。
CMをバンバンやっていたのと、変わった題名でそのことを覚えていた。
邦題だけこのタイトルならすごいセンスだな、と思っていたが、直訳なのね・・・
【フェノミナン】みたいに、いつのことかを秒単位の経過時間で答える演出とかはちょっと過剰だが、アスペルガーを疑われるほど繊細で内向的な少年役トーマスホーンがよかった。画面に出ずっぱりなので映画の印象もほとんど彼しだいなわけだけど。
タンバリンはやめなさいよ、と思いながらもアレがうまいこと効いていたね。最後セントラルパーク(?)に行くときは持っていかないのが一歩乗り越えたことを象徴してるのだろうか。
言葉をなくしたおじいちゃんが向かいのアパートメントに住むおばあちゃんから間借してるというのも、面白い設定。母親役のサンドラブロックとはまったく接点がなさそうなのも少年の性格に影響を与えてるのだろうか。
マックスフォンシドーのおじいちゃん役はよかったですね。彼がいなかったら2時間超は無理だったろうしグダグダになってたと思う。その間サンドラブロックが空気過ぎるのがどうかと思うけど、まぁ、そういうことなら仕方ないか・・・母親が先回りしてたってのはちょっと出来すぎな気がしなくもないけど。
正直もっと回想シーンが多くて、亡くなった後もトムハンクスが頻繁に画面に出てくるのかと思ってたけど、そうでもないのがちょっと新しい気がした。
亡くなった者が美化されて、残ったもの(母親)につらく当たってしまうのはよく分かる。出来れば、父親の生前もっと母親とも仲良くて、事件の後、母親に反目していくプロットがあったらよかったと思う。
結局、泣けはしなかった。表現したかったのが似た体験をしたnyの他の人たちとの心の交流だったのか、母親、父親との愛情の絆だったのか、一人の少年の心の傷を癒すロードムービーだったのか、どうもそれらの要素が盛り込まれていて気持ちがどれかにフォーカスしなかったからかな。
なぜこのタイトルを少年が日記帳(探索ノート?)につけたのかがよく分からない。

母親役は、横顔ばかりでずっとサンドラブロックに似てるなーと思っていた。いつから母親役が板につくようになったんだろう・・・

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ロバート・パティンソン(タイラー・ホーキンス)、エミリー・デ・レイヴィン(アリー・クレイグ)、クリス・クーパー(クレイグ警部)、レナ・オリン(ダイアン・ホーキンス)、テイト・エリントン(エイダン)、ピアース・ブロスナン(チャールズ・ホーキンス)、レナ・オリン(ダイアン)、ケイト・バートン(ジャニン)
監督:アレン・コールター
製作総指揮:キャロル・カディ 、ロバート・パティンソン
音楽:マーセロ・ザーヴォス
脚本:ウィル・フェッターズ
2010年製作 ドラマ アメリカ

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これはネタバレ以外ありえない・・・・何を書いてもネタバレになる。

見ている間ずっと題名が気になってた。「Remember me」、おぼえていてくれ、なのか、おぼえとけ、なのか・・・捨て台詞的に「おぼえとけ」はこうは言わないのかな?
でも、警官への復讐がこの「おぼえとけ」(題名)とは思えないので、もっと違うんだろうなと・・・
それと、話的には一応つながっているが最初の地下鉄のシーンの思わせぶりと、ロバートパティンソンの書いている手記(日記?)が、後にもっと意味が出てくるような気がして、どうするのこれ?と思っていたが、たった一言(3 words?)でそれらの思いを全て無意味にするとは・・・・
ロバートパティンソンが社長室(?)で、父親のパソコンのスクリーンセーバーを見た後に一人窓の前に立ち外を見る姿をドリーアウトするシーン。椅子とかラグとか見えていいはずなのにそれらがない空っぽな部屋が違和感を感じさせるが、そのことに思考の整理がつく前にネタバレするのはいいタイミングだとは思うが、黒板にわざとらしく今日の日付を書くのはどうかと思う。
兄貴の死んだ日付と生きていれば何歳かという会話がちょうどそのエピソードの中にあるので、日付を計算した人はネタバレの前に気付いたのだろうか・・そこで気付いたら、あ。とか言いそう;;

デザートから先に食べるのも、I love NY、I hate NYも微妙な違和感を感じていたが一応意味のある伏線だったのね・・・
事が起きた後、車から降りて斜め上を見上げるピアースブロスナンの表情が気に入らない・・・・
エミリーデレイビンが最後に地下鉄に乗るのは、それでも乗り越えて生きていくんだよ的なカットなのかな;;

最後があるんで印象的な映画にはなってるが、基本的にはごく中庸な映画だろうと思う。
特徴的なんでちょっと評価を上げておいた
20年後の人が見たらなんだこれ?だろう・・・

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ギャレット・ヘドランド(サム・フリン)、ジェフ・ブリッジス(ケヴィン・フリン)、オリヴィア・ワイルド(クオラ)、マイケル・シーン(キャスター)、ボー・ガレット(ジェム)、ブルース・ボックスライトナー(アラン・ブラッドリー)、ジェームズ・フレイン(ジャーヴィス)
監督:ジョセフ・コシンスキー
音楽:ダフト・パンク脚本:エディ・キッツィス 、アダム・ホロウィッツ
2010年製作 SF アメリカ

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前作と続けてみたのだけど、当たり前だけど新しい。
なにより、映像がよい。
音楽がまともになってた。
そして、前作の要素をうまいこと取り込んでいる。同様に、前作の荒唐無稽、ご都合主義、ちょっとよく分からない思考回路も引き継いでる。
ストーリー的には薄いが、こうするしかないというか、これだけ時代が違うと焼き直しがある意味正攻法だろうから仕方のないところだろうし、一応形にはなってる。
スターウォーズ的だったり、ナウシカ的だったり色々あるけれど・・・
コスチュームもよかったけど、出来ればもっと皺が目立たないとよかったなぁ。
光ってるのは有機ELでやったのかなぁ。靴に仕込んだり、かばんに仕込んだメーカーあったよね。
1989年のサムの部屋にMacintosh Plus(512k or 128kかも・・・キーボード的にPlusか?)があったり、フリンの店のジュークボックスからジャーニーだったりもします。

多分初見だけど、オリヴィアワイルドが気に入ったかも。登場した最初のころは必要ないんじゃ?とおもったけど。
それと、マイケル・シーンの演技が気に入った。ゲイリーオールドマンと微妙にかぶる感じが;;

総じて、超ご都合主義ではあるけど、映像がよかったから気に入りました。

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妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、宮崎美子、余貴美子、松尾スズキ、樹木希林、柄本明
2010年製作 

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テレビでやっていたので見たけど、やはりカットされてるかな。
逃避行の場面はケイトブランシェットのヘブンを思い出した。全然違うけど。
ストーリーにそれほど無理が無いのがよいですね。
総じてよいです。特に言うまでも無く。
ただなんだろう、この全く感情移入できない感じ・・・
観てよかったとは思うけど、何か残るか?っていうと、別に?と思う。

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堤真一、夏川結衣、吉沢悠、中越典子、松重豊、成宮寛貴、矢島健一、平田満、余貴美子、生瀬勝久、柄本明
2003年製作 

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普通に面白かったです。
普通に人に勧められる感じ。
色々とちゃんと出来ていて完成度高いですね。まぁ、当然医療現場なんて知らないですけど。
全体の雰囲気も日本映画のいいところがでていてよかったです。
生瀬勝久、柄本明、松重豊のハマリ具合がきちんと映画していて、エンターテイメントとしてイケテます。
テーマは重いようでいてあまりそこには突っ込んでないので、基本エンターテイメントでしょう。

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アン・ハサウェイ、パトリック・ウィルソン、デヴィッド・モース、アンドレ・ブラウアー、クレア・デュヴァル、ダイアン・ウィースト
2008年製作 サスペンス アメリカ

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アンハサウェイが前面に出てるパッケージだったので、しょうもない映画かと思ってみたら、意外にもそうでもなかった。
騙されるも何も途中まで整合性が無く曖昧で、どう見たって本人がおかしいんだけど、それがどうおかしいのかが雲をつかむような感じで何をしたいのかなぁ~と思っているうちに、ネタバレをされたような感覚で、ああ。もしかして、そっちなのね?みたいな。
最初は二重人格?とか、自分と姉が入れ替わってる?とか、自分が以前に事故ってPTSD?とか色々考えたけど、まぁ、結局全部がおかしかったわけで・・・
まぁ、でも楽しめましたよ。そこそこは。
いやーしかしなにより、驚いたのは個人的に好きな俳優デヴィッドモースがちょっと年をとってたこと。それでもめっちゃいい味出してたなぁ。
アンハサウェイの髪がストレートだったりパーマ掛かってたりしたけど、それって何か意味があったのだろうか・・・これだけは途中で気になったけど全然意図がわからなかった。

DVD特典の劇場予告とか見たけど、これほとんどネタバレしてるよな・・・
題名も気にしてなかったから気付かなかったけど、下手に気付いてたらちょっと面白くなかったかも・・・・

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ジョン・C・ライリー、ディエゴ・ルナ、マギー・ギレンホール、ピーター・ミュラン、ジット・カザン、ジョナサン・タッカー
2004年製作 サスペンス アメリカ

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しょっぱなから詐欺な話であっちもこっちも騙してやるぞ臭がぷんぷんなので、最初のうちは、見てるほうもどこからどこまでがグルでどこが隠されてる部分だろう、それってどんな手口を使うんだろうと思いながら見る訳だけど、チンケな手口はうまくは行っても大きな山になると問題が次から次へと起こるうちに、そうはうまくいかないよね。と、いつの間にかなぜか安心して見るようになる。銀行員や警備員がグルってのは騙す相手の割には馬鹿げてるよなぁとか思いながら・・・
まぁ、正直それで終わりでも成立はしているし、それはそれでよかったろうと思うのだけど、最後に、それでもこれは映画なんだよ。という強烈な皮肉が待っていた。
最後ディエゴがバーに入って行き、ん?もしかして、と思ったすぐ後には種明かしをされる訳で、途中ではさすがにそれには思い至らないので、解った瞬間には笑ってしまうのだけど、ちょっと考えると目的の割には回りくどすぎて騙す側目線では多少無理を感じる。
それまでがどうであれ、無理やりあのエンディングをくっつければ、そうだったのか的な話になってしまうという意味では微妙ではあるけど、まぁ、全体としてはアリかと。
ディエゴ・ルナがもう少しはじけてくれたほうが解り易くていいとは思うけど。

ジョージクルーニーが制作にクレジットされているが、なぜかクルーニーが制作に関わるインディペンデント系の映画は個人的プチヒットが多いなぁ・・クルーニー主演の映画は正直それほど好みではないのだけれど・・
脚本はスティーヴン・ソダーバーグですかね。脚本家名のサム・ロウリーがクレジットされてるようですが。
オーシャンズはちっとも面白くなかったんだけどなぁ・・・

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ジョディ・フォスター、テレンス・ハワード、ナヴィーン・アンドリュース、メアリー・スティーンバージェン、ニッキー・カット、ジェーン・アダムス
2007年製作 サスペンス・アクション アメリカ/オーストラリア

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あまり記憶に無いようなジョディフォスターのナチュラルに幸せそうなイントロダクションの演技から、儚くも強く孤独な女性になっていく様まで自然で、やはりうまいなぁ~と思う。
映像も前半はフェードインフェードアウトをうまく使いゆっくりしたシーンでも間延びせずに個人的に好きな雰囲気になってます。
ストーリーもあのラストには驚かされたけど、全体的にそれほど無理も無くよくできてます。しかし、あのテレンスハワードはかっこよすぎるというか寒気がするというか・・
主題はジョディフォスターのとった行動なんでしょうけど、その影に、心にとてつもなく『深い穴』をあけてとてつもないことをするジョディーと、人を殺すことが全く平気なチンピラが同居している社会が日常的にあって、銃が簡単に手に入るのがニューヨークの当たり前なんだということが、知識として解っていても感情移入して仮想体験すると恐ろしくてやはり異次元のことにしか思えない。

サラマクラクランの曲が印象的。
アメリカほどではないにしろ銃が普及しているにもかかわらず、銃による殺人件数が十数分の一のカナダ出身のサラが押し潰されそうになる気分をファルセットヴォイスで洗い流してくれます。

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